診療科紹介

救急科は1989年に奈良県立医科大学付属病院に設置が決定され、翌1990年より診療を開始しております。1997年に救命救急センターに認定され、2003年より県内唯一の高度救命救急センターに認定されています。県内の重症患者の診療を担うべく、救急科専門医を中心に外科専門医や整形外科専門医、脳神経外科専門医が診療にあたっています。1998年より奈良県広域消防組合とドクターカーを共同で運用しており、また2017年より奈良県ドクターヘリの基地病院として県内の主要な救急医療機関や消防機関と連携して、救急診療に取り組んでいます。

診療内容

県内唯一の高度救命救急センターとして重症症例を中心に診療しています。診療には院内診療科と連携して県内で最も高度な救急医療を提供すべく日々努力しています。また、消防機関とも連携して重症症例にいち早く救急治療を開始するためにドクターカーとドクターヘリを活用しています。これにより従来よりもかなり早いフェーズでの救急医療の展開が可能となっています。また救命センターには集中治療室やハイケアユニットという高度な診療を行う病室が付随しており、一貫した救命治療が展開できるようになっています。

主な対象疾患

その他

2021年度の救急搬送件数は1175件、ドクターヘリ出動件数は480件、ドクターカーは1117件でした。