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更新日:2015年3月1日
第25号(No.25)/2012.8
No.25/2012.8
利用者各位
厳しい残暑の中にも虫の音が響き、秋の訪れを予感します。みなさま、お変わりございませんか。『ニュースレター』の第25号をお届けします。
おかげさまで、『ニュースレター』は本号で2周年を迎えます。今後とも変わらぬご利用、ご愛読
よろしくお願いします。
8月8日に「GINMU」の登録件数が2000件に達しました!
2000件目の記念アイテムとして、アジア太平洋呼吸器学会(APSR:Asia Pacific Society of Respirology)の第1回最優秀論文賞「Fukuchi Award」に選ばれました当館館長でもあります内科学第二講座、木村弘教授及び玉置伸二助教等の研究論文「Nocturnal hypoxic stress activates invasive ability of monocytes in patients with obstructive sleep apnea syndrome(閉塞型睡眠時無呼吸症候群患者においては、夜間の低酸素ストレスにより単球の活動性は亢進する)」を掲載いたしました。以下のURLから閲覧可能です。
URL:http://hdl.handle.net/10564/2276(外部サイトへリンク)
木村弘先生及び共著の皆様、この度は「GINMU」への文献のご提供、本当に有難うございました。この場をお借りいたしまして御礼申し上げます。
と言うわけで今後も、リポジトリに登録する論文を募集しております。何卒皆様のご協力のほど宜しくお願いいたします。
問い合わせ先は、機関リポジトリ担当、鈴木(内線2293 tsuzuki@naramed-u.ac.jp)、和田(内線2392 tata-rin@naramed-u.ac.jp)、木下(内線2292 kinosita@naramed-u.ac.jp)までお願いいたします。
インパクトファクター(以下IF)の調査にはJCRを使用することはご承知のことかと思いますが、見つからない時のチェックポイントを2点ご紹介します。
1.最近創刊されたもの、休刊になったもの。
IFは過去2年間に発行された論文を3年目に引用している件数を使いますので、例えば、2011年のIFを調べたい場合、2009年からのデータが必要となります。この場合、2009年以降に創刊されたものはIFが算出できないことになります。同様に休刊になってしまったものもデータが揃いませんので算出できません。
2.誌名変更されたもの。
学術雑誌は時流を反映してしばしば誌名を変えますが、IFは最新の誌名で掲載されます。以前の誌名で探してもヒットしませんので、古くからある雑誌が見つからない場合は誌名変更の可能性があります。
刊行状況を確認するには、国立情報学研究所が提供している「CiNii Books」(外部サイトへリンク)がおすすめです。
検索画面上で、検索対象として、雑誌のラジオボタンをクリックし、検索窓に雑誌名の一部または全部を入力します。
ヒットして詳細画面を表示させたときに、誌名の直下に「継続後誌:○件」と記載されていれば、最新誌名を確認することができます。
そのほか、JCRで探している雑誌が見つからないときには、お気軽に当館までご相談ください。
8月25日(土曜日)?26日(日曜日)の2日間、聖路加看護大学で開催された「MIS29:第29回医学情報サービス研究大会」に参加させていただきました。この研究大会は、医学?薬学?歯学?看護学?保健などの生命科学関連領域を中心とした、医学情報サービスに関わる職業人の研究発表、生涯教育、情報交換を目的としたものです。
プログラムには、情報サービスに関わる様々な職種の方々の講演発表、意見交換としてのワールドカフェ、ポスターセッションやプロダクトレビューなどがあり、非常に興味深い内容でした。
また、前号でもご紹介させていただきましたが、当館からは2名、DRF(デジタルリポジトリ連合)主題ワークショップ(医学?看護学)「DRFmed-MIS29:リポジトリで発信する医療情報?病院図書館との連携」で事例報告とパネルディスカッションの座長兼パネラーとして参加しました。機関リポジトリにおける大学側と病院側、双方の意見を交換する場となり、たくさんの貴重なお話を聞くことができました。
この研究大会は、職種や館種を超えた方々と情報交換することができる機会であり、ここで学んだ多くのことを今後の業務に活かしていきたいと考えております。
「今日の治療指針」などを含む国内を代表するレファレンスデータベースである「今日の診療WEB版」(外部サイトへリンク)のデータが9月3日付けで更新される予定です。
以下の13冊を横断的に検索して利用することができます。
今回のデータ更新に伴い、スマートデバイス(iOS端末やAndroid端末)での最適化も行われるようです。どうぞご活用ください。
『オピニオン?ボックス』(以下『オピニオン』と略す)には、学生を中心に教職員、看護職から事務職員に至るまで、たくさんの方々からご意見をいただいています。さらに、多くの利用者にご周知いただきたく、今回取り上げることにしました。
『オピニオン』は、2008年7月10日に開設し、本年8月、150件を突破しました。図書やDVDのリクエストは勿論のこと、館内のLAN環境の整備やPCの増設、日曜開館(無人)の実施からプリント用紙の販売まで、みなさまのご意見により実現に至っています。しかし、予算や施設管理等の関係上、すべてのご要望にお応えできず申し訳ありません.。可能な限り、みなさまからのお声を反映していきたいと思いますので、忌憚のないご意見、ご要望をお待ちしております。
お寄せいただいたご意見は、当館ホームページにて回答とともに公開しておりますので、ご参照ください。
*『オピニオン』は、図書館2階LAN検索コーナーのプリンターの横に設置しています。メールでお寄せいただく場合は、下記のアドレスまでお願いします。
library@naramed-u.ac.jp
7月分の新着図書リストを作成しました。
こちらからご覧いただけます。
EBM(Evidence-Based Medicine)という言葉はだいぶ普及していますが、それを実践するとなるとどれだけの臨床医が理解されているのか…。
本書の副題「10級から始めて師範代をめざす」が示しているように、EBMを実践するにあたって段階的に具体例をあげて進めています。所々に指導医と研修医の会話やコラムなどを織り交ぜるなどユニークな構成となっています。EBMの実践が身近なものに感じられる1冊かと思います。
著者の名郷直樹氏はEBMの大家であり、本学で開催予定のEBM?臨床研究連続ワークショップにも講師として来学されると聞いています。(S)
*2階閲覧室北側[請求記号492-Nag]に配架
8月は、オープンキャンパスの準備で始まり、奈良県図書館研究大会(本学開催)で終わるというスタッフにとっては、慌ただしい日々でした。そんな中、「GINMU」が2000件を達成。1000件達成をお伝えしたのが、創刊号でした。2周年を迎える本号で2000件というのは、嬉しいめぐりあわせです。
図書館へのご意見、ご要望がございましたら下記のアドレスまでお願いします。
e-mail:library@naramed-u.ac.jp
奈良県立医科大学附属図書館
内線:2293
e-mail:library@naramed-u.ac.jp
お問い合わせ
公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 医学情報係
奈良県橿原市四条町840番地
電話番号:0744-23-9981
ファックス番号:0744-23-3273