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更新日:2020年9月4日
No.121/2020.9
利用者各位
初秋の候、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。『ニュースレター』第121号をお届けします。
論文の投稿料(APC)を著者が支払うことにより、論文を無料で公開するオープンアクセス(OA)ジャーナルが年々増えていますが、APCの搾取を目的に十分な査読をせずに短期間でアクセプトする「ハゲタカ(捕食)ジャーナル」(predatory journal)が横行しています。特に功を焦る若い研究者や発表の場が少ない発展途上国の研究者が狙われるようです。ところが、ハゲタカ(捕食)出版社はジャーナルだけでなく、国際学会のカンファレンスを巧妙に装って、カンファレンスの参加費や発表演題の論文化を勧めて投稿料をあつめる活動もしているようです。このような会議を「フェイク?カンファレンス」と呼び、注意喚起がされています。特に有名な出版社がWASET(World Academy of Science, Engineering and Technology)社です。フェイク?カンファレンスに参加登録をしますと即座にサイト上のプログラムに演題や抄録が公開されてしまい、取り下げは出版社側の対応に任せるしかありません。真正の学会に発表したくとも同一演題の発表はできないために、せっかくの研究成果を認められる機会を失うことになります。このような事態を防ぐために、いくつかのサイトをご紹介します。
すでにお悩みの方がいらっしゃいましたら、研究力向上支援センターあるいは研究推進課へご相談ください。
この4月に国内電子ジャーナルパッケージ「医書.jpオールアクセス」に拡張してから、さらに多くのご利用をいただいているところです。それに伴い、短時間に100件を越える全文PDFファイルのダウンロードをされるケースが目立っています。大量ダウンロードをされますと、アクセス先のサーバーが自動的に感知し、アクセスを一定時間ブロックします。アクセスがブロックされますと、全学的に「医書.jp」にアクセスできなくなりますので、以下の点をご留意の上、ご利用いただきますようよろしくお願いいたします。
現在図書館では、以下のとおり蛋蛋彩票-蛋蛋彩票官网-在线app下载感染拡大防止対策を実施中です。今一度、ご確認くださいますようお願い申し上げます。
ご協力いただけない場合には、3階自習室などを閉鎖する場合もあります。
今後も多くの方々にご利用いただくために、マナーを守ってご利用ください。改めて皆さまのご理解?ご協力をよろしくお願いいたします。
今月から少しずつ長期延滞者への督促を始めます。学生は図書館掲示板にリストを掲示しますので、該当者は速やかにご返却ください。また、その後返却がない場合は自宅へ督促状を送付します。教職員に関しては督促状を各所属のボックスに投函、その後所属を含めた各連絡先へ返却のお願いをさせていただきます。
今年の春頃に一度ご返却のお約束をいただいた方の中に、未だ資料のご返却をいただけてない方も複数名いらっしゃいます。お早目にご返却いただければ、お忙しい時期に連絡等で所属部署へご負担をかけることもありませんので、お心当たりのある方は何卒ご返却お願いいたします。
長期延滞はたくさんの利用者に迷惑がかかります。また図書館資料はあくまで大学の資産ですので、適切な運用にご協力をお願いいたします。
督促期間:9月~該当者の返却完了まで。
対象者:返却期限が本年5月31日までの資料を延滞している方。
学生:掲示版、学内メールにて連絡。その後、自宅へ督促状の送付、電話連絡。
教職員:督促状を所属部署のボックスへ投函。その後、個人?所属連絡先へのメール?電話連絡。
※なお、作業の都合上、資料の返却確認から督促まで数日かかる場合がございます。行き違いで督促状や督促連絡が届いてしまう場合がありますがご了承ください。既にご返却いただいている場合はお手数ですがその旨ご連絡いただけますと幸いです。
下記の通り新規登録いたしました。URLにアクセスしていただければ全文閲覧する事ができます。
引き続き図書館ではリポジトリに登録する論文を募集しております。何卒皆様のご協力のほど宜しくお願いいたします。
問い合わせ先は、機関リポジトリ担当、和田(内線2392)、木下(内線2292)までお願いいたします。
8月分の新着EBOOK?図書リストを作成しました。
この本の中で説明されているのは、「細胞の話」「血液の話(心血管障害のお話も)」「がんのしくみ」です。
医学の専門書と何が違うのかといいますと、「医学に詳しくない『ごく普通の人』に説明するために書かれた本」というところです。
作者の仲野徹先生は、大阪大学大学院 医学系研究科の教授。
医学の専門家が「ごく普通の人」に向けて説明している本です。
仲野先生が、「やさしく、でも、おもしろく」書こうとされただけあって、医学に詳しくない人(私もその一人です)にも読みやすくて、分かりやすい。
読み終わったら、病気の成り立ちについて少しは理解できるようになっているはずです。
「医学の専門書は難しくて私には無理」と日頃思っている人や学部生の人に、特に読んでみてほしい本です。(B)
* 2階閲覧室北側単行本[請求記号491.6-Nak]に配架
夏休み中の利用者の賑わいも束の間、9月からは再び来学週による利用制限が始まります。夏季休暇中は、学生の皆さまにたくさんのご利用をいただきありがとうございました。今月からまた限られた時間の中でご不便をおかけしますが、引き続きご利用をお待ちしています。
また、今回のTea Breakはニ回目のスタッフ以外の本学所属員の方によるおススメ図書!図書館では引き続きご協力いただける方を募集中です。我こそは!という方はぜひメインデスクへお声がけください。
記事または図書館に関するご意見、ご感想がございましたら、下記のアドレスまでお寄せください。
e-mail:library@naramed-u.ac.jp
お問い合わせ
公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 医学情報係
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